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防災について確認をしました

  • 2021年02月20日 06時31分
    ブログ

揺れの強い、大きな地震でしたね。被害にあわれた皆様のご無事を心からお祈り致します。

 

15日の朝、和田ふれあいの家では、先日の地震をうけて朝のプログラムを少し変更して、

「防災について皆で確認しましょう!」と題してご利用者とお話をしました。

 

「ご自宅にいて急に地震がきたらどうする?」質問形式で、ご利用者に尋ねながら

進めてみました。

「自分の寝る近くに大きなタンスなどない?」「ある!」

「それが倒れたら・・・」「つぶされて終わりだね」

「歩くところに物がいっぱいない?」「ある!」

「夜に(地震)きたら見えないし、物がたくさんあるから動けないね」そんな声がありました。

中には、「土曜日の地震、いつ仏壇が倒れるかわかなくて、ずっと仏壇を支えていたよ」といわれる男性ご利用者もいらっしゃいました。(お気持ちはわかりますね。)

 

高齢で、若い子のようにすぐには動けない。歩くことはできるけど、ふらついて・・・

立ち上がりや歩行時に転倒に注意していかなければいけないご利用者がほとんど。

そのなかで、どうしたらご利用者の皆様が安全かつ無事に過ごせるか。

「家族は、すぐ助けにきてくれるかな?」

「来ないよ、来るわけないじゃん。来ない、来ない」「相手も自分のことで精いっぱいだ」皆さん口をそろえて言われていました。

お一人暮らしの方も多く、地震発生時は、一人でなんとか頑張らなければいけない現状。

「一人だとほんといろいろと大変だよ」(そうですよね。まったくそのとおりです。)

いろいろとご利用者と意見交換をしたあと、

「今日帰ったら、まず、ご自宅を点検してみましょう」考えてみるポイントをお伝えしました。

 

◎今自身が寝ているところは安全ですか?物に囲まれていませんか?

・ご自身で整理できるところは整理する。(積み上げて倒れそうなものなどをなくす等)

・けがをしたり、避難に支障がないように家具を配置しておく。

 (大きなもので自分では動かせないものは、それをどうしたらよいのか家族、ケアマネージャーなどに身近な人に相談しておきましょう。)

・家具については、倒れないように地震用の突っ張り棒などがあります。固定をしておくとより安全です。

・倒れそうな家具を避けて寝床を確保しましょう。

・ご自宅の中で、身をおける安全な箇所をいくつか作っておきましょう。

   (食事をとるところは大丈夫ですか? テレビを見る所は?

   トイレ、洗面、お風呂場は?・・など)

  ・落ちて、割れたり、壊れそうなものはありませんか?

  ・移動するときに安全の妨げになるようなものはないかも確認しておきましょう。

 

地震発生時にまず必要なことは、「身の安全の備え」です。まずご自分が怪我をされないようにとこんな形で今日は確認をしました。今日はご利用者からたくさんの意見を聞くことができました。ご利用者だけでは、できないこともたくさんあり、やはり身近な人の助けや地域の方との支えあいがとても必要と感じました。

 

先日の地震からまだまだ余震が続くそうなので、皆様も気をつけて、今からでも遅くありません。地震対策について出来る事から進めていきましょう。

 

いつも見てくださりありがとうございます!

 

(伊藤)