杉並区地域包括支援センター ケア24善福寺
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お知らせ・ブログ

たすけあいネットワーク地域連絡会

  • 2016年07月01日 08時51分
    ブログ

 皆さんは杉並区たすけあいネットワーク「地域の目」という制度をご存知ですか? これは、有志の地域住民の方が見守りボランティア「あんしん協力員」として杉並区に登録し、地域で暮らす ひとり暮らしの高齢者の方を定期的に見守り・声かけをする制度です。

 月1回、開催している「たすけあいネットワーク地域連絡会」では、あんしん協力員・民生委員の皆さんと様々な情報交換や勉強会を行っています。 6月の地域連絡会では、ケア24善福寺が担当する地域の町会で暮らす・働いている方々と交流会を開催しました。 ケア24善福寺が所在している地域は「井荻三丁目町会」と言います。

 

 地元の町会長・商店会長・郵便局長の方にご参加いただき、地域の成り立ちの歴史や商店街のイベント情報などを教えていただきながら、 地域の高齢者の生活について思うところを話し合いました。 今回は、郵便局長の方から教えていただいたお話をご紹介します。

 

 

 自宅留守中に「ゆうパック」 などの宅急便が届くと、再配達を依頼するための「不在連絡票」が投函されています。 通常は連絡票の指示に従って電話操作を行い、再配達の依頼をするのですが、高齢となって電話の声が聞き取りにくくなると、 ひとりでは手続きが最後までできないこともあります。 この郵便局では、たまってしまった不在連絡票をもって相談に訪れる高齢者の方がとても多いそうです。郵便局ではその場で再配達の手配をしてくれるのですが、あまりに古い不在連絡票があると、その場では手配ができなくなってしまうので、溜め込まずに 早目にもって来てほしいと情報提供がありました。

  今は何でも機械やコンピューターで手続き処理ができるようになり、一見便利になったように思いますが、高齢者にとっては そうとも言い切れない側面もあるのだと、改めて気づきを得られた機会となりました。 9月に予定している地域連絡会でも、井荻三丁目町会内での地域交流会を継続し、より深い議論ができるとよいと思います。

(担当 笹室)