「できるだけ自由に、どこまでも対等に、他者への思いを生かし合う」 というサンフレンズの理念を具現化するひとつの重要な柱として、
サンフレンズはオンブズマン活動に 取り組んでいます。
市民運動型社会福祉法人サンフレンズを生み出した市民は、長年にわたる福祉活動の中で、
福祉サービスが 利用者本位のものであることを何よりも強く願い、実践を続けてきました。
福祉を取り巻く環境が大きく変わり、福祉サービス提供事業者としては、制度上の問題、財政上の
問題などの厳しい現実に直面しています。
そんな中、サンフレンズでは1999年から松ノ木本部に事務局を置き、3名のオンブズマンで活動が始まりました。
利用者の「代弁者」である施設オンブズマンの導入は、自らが提供している福祉サービスに対し、中立な立場で評価を得ることができます。また、施設だけでは解決できない問題を社会へ発信し、結果的にサービスの質の向上につながっていくものと考えました。
現在は、5名のオンブズマンに委嘱するとともに、ご利用者、ボランティア、職員の中からオンブズマン協力員を 選出して、ご利用者の声に耳を傾けるという取り組みを試行錯誤しながら展開しているところです。
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